2021年の大谷選手はピッチャーとして4.9、バッターとして4.1、合計9.0としてWARで大リーグ全体トップに立ちました。
MVP投票で2位だったブルージェイズのゲレーロJr.選手は6.8で大谷選手が圧倒する形となり、満票でMVPを受賞しました。
去年はホームラン62本を打ったヤンキースのジャッジ選手がWAR10.6で大リーグトップ。
大谷選手はピッチャーとして6.1、バッターでは3.5の合計9.6で2位となり、MVPの投票でもジャッジ選手がトップ、大谷選手が2位でした。
ことし、大谷選手のWARはピッチャーとしては規定投球回に到達しなかったこともあり4.0、ホームラン王を獲得したバッターとしては自己最高の6.0で大リーグトップの合計10.0でした。
MVP投票で2位だったレンジャーズのシーガー選手は6.9、3位だった同じくレンジャーズのシミエン選手は7.4でWARの比較でも大谷選手が圧倒したことが分かります。
WARだけで見ると、サイ・ヤング賞を受賞したヤンキースのコール投手が大谷選手に次ぐリーグ2位の7.5でしたが、コール投手はMVP投票では11位でした。
これは、ピッチャーにはサイ・ヤング賞が設けられていることを理由に近年はMVPでの票を得にくいことが背景にあります。
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