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日本ハム吉田輝星が電撃移籍 オリックス黒木優太と交換トレード「活躍できず、申し訳ない」 - スポニチアネックス Sponichi Annex

日本ハム・吉田輝星(左)とオリックス・黒木優太
Photo By スポニチ

 日本ハム・吉田輝星投手(22)とオリックス・黒木優太投手(29)の交換トレードが成立し、24日、両球団から発表された。

 吉田はオリックス・中嶋監督と同じ秋田県出身。金足農では3年夏にエースとして甲子園に出場し、1回戦から準々決勝にかけて4試合連続2桁奪三振を記録するなど活躍。秋田県勢として103年ぶりの決勝進出を果たすなど準優勝に貢献し、“金農旋風”を巻き起こした。

 18年ドラフト1位で日本ハムに入団。19年6月12日の広島戦でプロ初登板、初先発、初勝利を挙げた。その後は伸び悩んだが、22年に主にリリーフとして51試合に登板し、2勝3敗、5ホールド、防御率4・26をマーク。今季は3試合の登板で0勝0敗、防御率9・00に終わっていた。

 神奈川県出身の黒木は橘学苑から立正大を経て16年ドラフト2位でオリックスに入団。1年目の17年にはセットアップを務め、55試合登板で6勝3敗、2セーブ、25ホールド、防御率4・22の成績を残した。

 19年に右肘のトミー・ジョン手術を受け、22年には27試合登板で2勝2敗、1セーブ、5ホールド、防御率2・36と復活を遂げたが、先発に挑戦した今季は12試合の登板で1勝5敗、防御率6・58に終わっていた。

 吉田は「ドラフト1位でファイターズに獲得してもらって、5年間優勝に貢献するような活躍ができず申し訳ないですし、すごく悔しいです。たくさんの方々に支えられて感謝しかありません。ファンの皆さん応援していただいて、ありがとうございました」とコメントを発表した。

 黒木は「突然のことで驚きましたが、必要とされた環境でプレーできるということは野球人としてうれしいことだと思いますので、今は素直に受け止めて新天地で頑張ろうという気持ちになっています。オリックスに在籍した7年間は、手術やケガでチームに貢献できなかった時期もありましたが、良い時も悪い時も、いつも温かく応援してくれたファンの皆さんには感謝の気持ちしかありません。たくさんお世話になって、成長させてもらったオリックスに入ることができて本当に良かったです。ファイターズでも必要とされたところでベストパフォーマンスが出せるように頑張りたいと思います」とコメントした。
 

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