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札幌 34年冬五輪は事実上消滅 - au Webポータル

大倉山ジャンプ競技場の五輪エンブレム=札幌市中央区

 国際オリンピック委員会(IOC)は29日、パリで理事会を開き、冬季五輪の開催候補地について、2030年大会はフランス、34年大会は米ソルトレークシティーに絞り込んだ。来年7月にパリで開かれるIOC総会で正式に決まる見込み。38年大会は今後、スイスと優先的に対話をする。札幌市がめざしていた34年大会の冬季五輪招致の可能性は事実上消滅した。

 札幌市は当初、30年大会の有力候補地だった。だが、東京大会をめぐる汚職・談合事件の余波を受け、22年末に「積極的な機運醸成活動」を中止。今年10月には日本オリンピック委員会(JOC)と札幌市が「(五輪開催への)住民の理解を十分に得ているとは言いがたい」とし、30年大会の招致を断念した。その際に「34年以降の冬季大会開催の可能性を探る」とした。

 しかしIOCは、そのわずか2日後、30年と34年大会の候補地を同時決定する方針を示した。それに伴って公表された34年大会の候補地に札幌市は入っていなかった。

 五輪の開催地は、以前は複数の立候補都市から投票で選んでいたが、19年にルールが変わった。各候補地の計画を評価する「将来開催地委員会」が候補地を絞り込み、理事会に提案する形となった。(パリ=加藤秀彬)

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