日本ハム王柏融外野手(30)が13日、自身のインスタグラムで今季限りで日本ハムを退団することを表明した。日本語で発信されたメッセージは以下の通り。

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この重要な人生の節目において、今感じていることを述べさせて頂きます。

この数年間、私は故郷を離れ、たくさんの事を学び、言葉では表せないほどの貴重な経験をさせていただきました。

まずは北海道日本ハムファイターズに深く感謝を申し上げます。球団の細やかな配慮とサポートのおかげで、練習や試合に集中できました。

シーズン終了後、私は球団と密接に連絡を取り合い、将来について議論を重ねました。

また、この期間中、自分の選択について何度も考え、家族とも深く話し合いました。

最終的に、私は日本に離れ、次なるキャリアの機会を求めることを決断しました。球団が私の選択を理解し尊重してくれたことに感謝しています。

日本で応援してくださったファンの皆様、球団監督、コーチをはじめ、関係者の皆様、チームメイトの皆様に改めて感謝いたします。皆さんのサポートが私を成長させ、日本での経験を貴重で忘れられないものにしてくれました。

新天地でも引き続き頑張って参ります。感謝の気持ちを胸に、未来に向かい突き進みます。応援ありがとうございました!

◆王柏融(ワン・ボーロン)1993年9月9日、台湾・屏東県生まれ。中国文化大在学中の14年にU21W杯優勝に貢献。15年ドラフト1位で台湾・ラミゴに入団し、同年デビュー。初のフルシーズンだった16年はリーグ初の200安打、歴代最高の打率4割1分4厘、29本塁打、105打点、24盗塁をマークし、MVPなど6冠。17年は打率4割7厘、31本塁打、101打点で3冠王。18年オフにポスティングシステムを利用し、3年契約で総額4億円プラス出来高で合意した日本ハムへ移籍。22年オフに育成契約となったが、23年7月に支配下選手に復帰した。NPBでの通算成績は270試合出場、719打数169安打、打率2割3分5厘、15本塁打、97打点。182センチ、91キロ。右投げ左打ち。

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