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オリックス・中嶋監督、先発田嶋交代は「迷わず」決断も鉄壁リレー打ち砕かれ「しょうがない」【日本シリーズ】:中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞

8回裏、選手交代を告げベンチに戻るオリックス・中嶋監督

8回裏、選手交代を告げベンチに戻るオリックス・中嶋監督

◇2日 「SMBC日本シリーズ2023」第5戦 阪神6―2オリックス(甲子園)

 オリックスは自慢の継投が崩れ、阪神に逆転負けを喫し、王手をかけられた。2点リードの8回。中嶋聡監督はピンチで4試合連続登板となる宇田川優希投手(24)を投入したが、火に油を注ぐ結果が待っていた。

 先発の田嶋大樹投手は(27)は7イニングを4安打無失点。わずか83球だったが、中嶋監督は「(バットの)芯に当たりだしたかなと思って。迷わずと言えば迷わず」と交代を決断。ロッテとのCSファイナルでは「引っ張りすぎた。オレの責任」と田嶋の続投で逆転を招いただけに、慎重に継投に入ったのだろう。

 8回は、甲子園に来てから2試合連続でベンチから外していた山崎颯一郎投手(25)を起用した。その山崎颯が3連打(二塁手・安達の失策も絡む)で1点を失った。近本に右前適時打されてしまった。さらに中野のバントで1死二、三塁。次打者は森下。ここで中嶋監督は4試合連続登板となる宇田川にスイッチ。自らマウンドへ行って、球を手渡した。

 「ここは三振を取ってくれるのは宇田川と」と中嶋監督。しかし、森下にフォークを粘られ、最後は低め直球を左中間にはじき返された。逆転2点三塁打。ここからはもう歯止めが利かなかった。

 「相手もうまく打ちましたし、しょうがないです」。鉄壁のはずのリレーを打ち砕かれては、あきらめるしかなかった。

 この第5戦には、第6戦(4日)の先発が予想されていたエースの山本由伸投手(25)がベンチ入りメンバーに入っていた。試合終了後、しばらく経ってからブルペンから出てきた山本。敗戦決定後に投球練習をしたものと思われる。展開によっては登板機会があったのか。結果的には第6戦で逆王手を掛けるためのマウンドを託すことになるだろう。

 「もう追い込まれましたから、開き直るわけじゃないですけど、2つ勝たないといけないですし、頑張ります」と中嶋監督。本拠地に戻って、エースと宮城で連勝を期す。

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