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ヤクルト、オープン戦最下位決定も心配無用? 連覇を後押しする吉兆データ - Full-Count

ヤクルトは昨季もオープン戦最下位から日本一まで駆け上がった

■西武 4ー1 ヤクルト(オープン戦・21日・ベルーナドーム)

 ヤクルトは21日、敵地ベルーナドームで西武とオープン戦を戦い、1-4で敗れた。打線が振るわず。この結果、4勝11敗2分でオープン戦終了。巨人の結果を待たず、2年連続のオープン戦最下位が決まった。

 2番手のサイスニードが4回に源田に3ランを被弾。5回にも犠飛で1点を失い、リードを広げられた。打線は西武投手陣の前に7回までわずか1安打。8回に荒木、濱田、塩見の3連打で満塁とし、青木の併殺打の間に1点を返すのがやっとだった。

 ペナントレースに向けてチームの戦力を整え、状態を上げていくための場であるオープン戦。結果は二の次ではあるものの、やはり結果が振るわないと、シーズンに向けて不安は募るもの。ただ、ヤクルトにとって、このオープン戦最下位は吉兆かもしれない。

 セ・リーグを制し、20年ぶりの日本一となった昨季もオープン戦は最下位。不安を感じさせながらも、ペナントレースに入れば、全く違う姿を見せて頂点に立った。さらに前年のリーグ優勝チームがオープン戦最下位に沈むのは、現在の12球団となった2005年以降では3度目となる。過去の2度は2008年と2020年の巨人で、両年ともリーグ連覇を達成している。

 オープン戦はあくまでオープン戦。このデータから見れば、ヤクルトファンは心配無用と言えるかもしれない。

(Full-Count編集部)

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