フィギュアスケート・アイスダンスの高橋大輔、村元哉中(関大KFSC)が23日開幕の世界選手権(フランス)に出場する。高橋はアイスダンス転向2季目。国際スケート連盟(ISU)は大会を前に記事を掲載し、「ベテランスケーターでも成功を収められる」とカップルの歴史に脚光を浴びせた。
世界選手権へ、国際スケート連盟が“かなだい”に脚光
フィギュアスケート・アイスダンスの高橋大輔、村元哉中(関大KFSC)が23日開幕の世界選手権(フランス)に出場する。高橋はアイスダンス転向2季目。国際スケート連盟(ISU)は大会を前に記事を掲載し、「ベテランスケーターでも成功を収められる」とカップルの歴史に脚光を浴びせた。
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かなだいの新たな戦いが始まる。ISU公式サイトは「カナ・ムラモトとダイスケ・タカハシは歴史をつくる」の見出しで記事を掲載。「日本のカナ・ムラモトとダイスケ・タカハシは様々な点でユニークだ。そしてこの2人はフィギュアスケートの歴史をつくっている」と、これまでのキャリアに脚光を浴びせた。
記事では、アイスダンス転向わずか2季目の高橋が、今年1月の四大陸選手権で日本勢の大会過去最高位となる銀メダルを獲得したことを紹介。コロナ禍で現在師事する米国のズエワ・コーチから直接指導を受けられなかったことにも触れた。さらに2人が同コーチに信頼を寄せた言葉なども記載。カップルの絆の固さを強調し、2人についてこう説明した。
「最もユニークな点は28歳と36歳のカップルだということだ。そのような年齢でもキャリアをスタートするのに遅すぎることはないことを証明した。ベテランスケーターでも成功を収められるのである」
高橋は2010年に男子シングルで初優勝を飾り、過去8度出場した大舞台。今月16日に36歳の誕生日を迎えた。ISUは、日本ではアイスダンスが男女シングルに比べて日の目を浴びにくいことを指摘し、戦い続けるベテランが「他のカップルに多くのモチベーションを与えた」と称賛。さらに「2人は多くのスケーター(特に日本人選手)の模範となるだろう」と期待を寄せている。
リズムダンス(RD)は25日に開催。18年の村元、クリス・リード組による日本勢過去最高の11位を更新する成績が期待される。
(THE ANSWER編集部)
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