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高校野球 鳥栖工 延長12回 富山商にサヨナラ勝ち 甲子園初勝利 - nhk.or.jp

甲子園初勝利を目指す鳥栖工業と9年ぶり17回目の出場となった富山商業との対戦は2回、富山商業の4番、福田敦士選手がスリーベースヒットでチャンスを作り、内野ゴロの間に1点を先制しました。

対する鳥栖工業は3回に同点に追いつき、6回からはリリーフした1年生の松延響投手が3年生の兄、晶音選手とバッテリーを組んで140キロを超えるストレートで押すピッチングで試合は1対1のまま、延長に入りました。

タイブレークで行われた延長では、両チームが11回に1点ずつを取り合い迎えた12回ウラ、鳥栖工業のノーアウト一塁二塁の場面での送りバントが相手のエラーを誘って二塁ランナーがホームにかえりました。

鳥栖工業は3対2のサヨナラ勝ちで、甲子園初勝利を挙げ、2回戦に進みました。

富山商業は富山大会でエラーがなかった守備陣がピンチの場面でも再三の好プレーを見せて、1人で投げ抜いたエースの上田海翔投手を支えましたが、最後に守備が乱れました。

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