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甲子園開会式、先導役の生徒は野球と競泳の「二刀流」…今後はトップスイマーとして「五輪へ」 - 読売新聞オンライン

 第105回全国高校野球選手権記念大会の開会式が6日に行われ、先導役は日大豊山(東京)3年の光永翔音さんが務めた。光永さんは今夏、4番打者としてチームの東東京大会8強入りに貢献し、昨年夏の全国高校総体(インターハイ)では、競泳種目で3冠に輝いた。「二刀流」として高校生の持つ可能性を示していることから、指名された。

 出場校や歴代入場校旗の列の先頭に立ち、堂々と入場した。大役を終え、光永さんは「本当はチームのみんなで優勝して来たかったけれど、先導役として甲子園を歩けたことを誇りに思う」と話した。

 先月、チームが東東京大会の準々決勝で敗れてからは、競泳の練習中にも、敗れた試合のことを思い出していたという。今後は競泳一本に絞るといい、「トップを目指したい。五輪が目標。日本の競泳界をもっと盛り上げられるように活躍したい」と意気込んだ。

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