夏の甲子園大会は13日、初戦で甲子園通算40勝目を挙げた79歳の阪口慶三監督率いる大垣日大(岐阜)が第4試合で延長タイブレイクの末、おかやま山陽(岡山)に3―4でサヨナラ負けした。試合終了時刻は午後8時38分となった熱戦に、阪口監督は「いいゲームやった。甲子園でこんないいゲームができて幸せ」と目を赤くして振り返った。
試合は1点を追う八回に、阪口監督の孫・高橋が右翼ポール際にソロを放ち、2―2に。「見事なホームランだった」という一打で、試合は振り出しに戻った。
そのままタイブレイクに突入し、大垣日大は十回表、先頭の袴田が犠打を失敗した。一死一、二塁で次打者が追い込まれたところで阪口監督が出したサインは「重盗」。慌てた相手捕手が三塁へ悪送球し、二塁走者が生還し勝ち越した。阪口監督は「長年の経験でいけると思った」と球場中が沸いた采配を振り返った。しかし、その裏、二死までこぎ着けたがバッテリーミスなどでサヨナラ負けした。
初戦後、「41勝目を目指す」と語っていた阪口監督は今後について問われ、「また強いチームを作ってここに戻ってきます」と力強く宣言。「非常に楽しい夏でした」と語り、球場を後にした。
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