“3冠王者”撃破でプレミア開幕に弾み！アルテタ監督が喜び語る「非常に励みになる」 - SOCCER KING

自身2度目のコミュニティ・シールド制覇を成し遂げたアルテタ監督 [写真]=Getty Images

　アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、マンチェスター・C撃破を喜んだ。6日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　イングランドサッカーの新シーズンの到来を告げるFAコミュニティ・シールドが6日に行われ、アーセナルとマンチェスター・Cが対戦した。アーセナルは77分にコール・パルマーのミドルシュートでマンチェスター・Cに先制を許すも、終了間際の90＋11分に途中出場のレアンドロ・トロサールが意地の同点ゴールをマーク。その後のPK戦を4－1で制し、3年ぶり通算17度目の優勝を飾った。

　“3冠王者”マンチェスター・Cを撃破し、新シーズンをタイトル獲得という最高の形でスタートさせたアーセナル。アルテタ監督は「とても気分が良い。ウェンブリーで世界最高のチームを相手にトロフィーを獲得し、これまで取り組んできたやり方でそれを達成できた。これ以上に素晴らしいことはない。非常に励みになるよ」と自身2度目のコミュニティ・シールド制覇を喜びつつ、次のように試合内容を振り返った。

「試合中には良い瞬間があったし、特に前半には3つの大きなチャンスがあった。しかし、残念ながらそれを逃してしまうと、何が起こるかは理解している。中盤で細かいミスがあってクリアすることができず、次の瞬間にはボールがゴールに飛んでしまい、非常に難しい試合になった。しかし、我々の選択は正しかったと思っている。選手交代はフォーメーションに役立ち、信念と勢いを維持することができた。その結果、同点ゴールとPKで試合に勝利することができたんだ」

　また、アルテタ監督はチェルシーから獲得したドイツ代表FWカイ・ハフェルツのパフォーマンスについても言及。センターフォワード（CF）として先発出場し、決定機に絡むプレーを見せた同選手を「プレスの仕方や、特定のスペースやタイミングを理解しようとする賢さは素晴らしかったし、ゴールを決められる位置にもいた。得点できなかったのは不運だが、必要な時にフィジカルを発揮してくれたので、とても満足している」と評価している。

　現地時間13日のプレミアリーグ開幕節では、本拠地『エミレーツ・スタジアム』にノッティンガム・フォレストを迎えるアーセナル。アルテタ監督は「今日とは全く異なる展開、そして非常に難しい試合になるだろう。我々は日々戦わなければならないことを分かっている」と気を引き締めたうえで、「精神と信念、そしてその他の全てが我々を高めてくれる。我々はより良いプレーで試合に勝ちたいだけだ。そして、それこそが我々がやらなければならないことだ」と意気込みを示した。

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