リーグ連覇への優勝マジック4としているヤクルトは24日、本拠地・神宮での2位DeNA戦前に雷雨による影響で試合開始が1時間遅れると発表。水抜き作業などスタッフ総出で懸命なグラウンド整備が行われた。
台風15号の影響で試合前から雷雨によってグラウンドに水が浮き、外野フェンス際には水がたまった状態となったいた神宮球場。当初の試合開始時間である午後6時から午後6時45分試合開始に変更。その後、さらに午後7時に変更となり天候回復を待つとともに、水抜き作業が行なわれた。
午後6時すぎに雨脚が弱まったタイミングで50人以上のスタッフが総出で外野フェンス手前などにたまった雨水を懸命に取り除いた。選手たちが続々とグラウンドに出てきてウオーミングアップを始める中、スタッフたちは黙々と試合開始に向けて約1時間以上作業を続けた。中には革靴を履き、ワイシャツを着た“スーツ組”の姿も。試合開始予定の午後7時をすぎても懸命の水抜き作業が行われた。午後7時20分すぎに作業を終えると、試合開始を待ちわびていた観客たちから大きな拍手が送られた。
結局、1時間30分遅れとなる午後7時30分に試合が始まった。
SNS上では「どこの神宮外苑プールですか?」「あんな光景初めて見たわ」「神宮の外野、海じゃん」「神宮の外野水没してる」「神宮はほんとに試合出来るかなあ…水たまりがひどい」「水溜まりの作業 三歩進んで二歩退がる感」「急に人凄くなったな」「頑張ってください!!」「神宮園芸、頑張れ!」「神宮池」など試合開始できるか心配する声や、懸命の水はけ作業を応援する声が上がっている。
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