カタールワールドカップは9日に準々決勝を行った。オランダ代表とアルゼンチン代表の試合は2-2の末、アルゼンチンがPK戦を4-3で制した。今大会が最後のW杯と明言しているFWリオネル・メッシは1ゴール1アシストで勝利に貢献した。
前々回の2014年ブラジル大会では準決勝で相まみえた両者。アルゼンチンが0-0の末にPK戦で勝利しており、オランダはリベンジの一戦となった。序盤は互いに3バックを敷く形で固く進むが、少しずつアルゼンチンが攻勢を強めていく。
すると、アルゼンチンが前半35分に先制する。中盤でパスを受けたメッシが左方向にボールを運ぶと、ノールックでPA右にパス。反応したDFナウエル・モリーナがGKアンドリエス・ノパートとの1対1を制し、先制ゴールを挙げた。
前半を0-1で折り返したオランダはハーフタイムに2枚替え。MFトゥーン・コープマイネルスとMFスティーブン・ベルハイスが入る。だが、なかなかボールを握ることができず、逆にメッシを起点としたカウンターを食らう場面が目立ち始める。
後半17分、メッシのドリブルはDFフィルヒル・ファン・ダイクにマークされる。だが鋭い突破でファン・ダイクを翻弄してみせ、ファウルで阻まれる形となった。キッカーはメッシ。左足シュートはわずかにゴール上に逸れていった。
オランダは後半19分にFWルーク・デ・ヨングを投入。4バックに変えて攻守を整える。だが同25分、MFデンゼル・ダンフリースが自陣内でDFマルコス・アクーニャにファウルをしてしまい、アルゼンチンにPKを献上してしまった。
アルゼンチンは勝利を近づけるPKキッカーにメッシを選択。今大会を最後のW杯と位置付ける35歳は冷静にゴール右隅に決め切り、今大会4点目で2-0と点差を広げた。
必死で追いかけるオランダは後半38分、右サイドからの大きなクロスをFWワウト・ウェクホルストがヘディングシュートで仕留める。1-2と点差を縮めると、終盤にかけて徐々に攻勢を強めていく。
互いにヒートアップする中、試合終了間際にオランダがPA手前でFKを得る。すると、ここでサインプレーを敢行。コープマイネルスは壁に加わっていたウェクホルストにグラウンダーのパス。ウェクホルストは冷静に反転しながら左足シュートを流し込み、2-2と試合を振り出しに戻した。
試合は2-2のまま延長戦に突入するも、コーチへの1枚を含めてイエローカード合計16枚と荒れる展開となり、延長30分間で決着はつかず。PK戦の末にアルゼンチンが4-3で勝利。2大会ぶりのベスト4進出を決めた。13日の準決勝ではクロアチア代表と対戦する。
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