サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で16強入りした日本代表の森保一監督や主将の吉田麻也(シャルケ)らが7日、帰国。森保監督は空港近くのホテルで記者会見に臨み「選手たちは個の良さと団結力をもって、世界で戦えることを示してくれた」と大会を振り返り「ドーハの歓喜を味わえた」と笑みも浮かべた。主な一問一答は次の通り。
―-大会を振り返って
「目標のベスト16の壁を破ることはできなかった。新しい景色を見ることはできなかったが、選手たちは新しい時代を見せてくれた。サポーター、国民とチームが一体となってワールドカップ優勝経験のある国を破ることができた。ドーハの悲劇から、ドーハの歓喜を味わえた」
―-空港で多くのサポーターが出迎えた
「勇気をもって、粘り強く戦う姿勢を喜んでいただけて本当にうれしい。われわれの方が、本当にありがとうという気持ち。温かく出迎えていただき本当に幸せ」
―-最後に選手に伝えたことは
「選手それぞれが個の能力を上げることが日本の強化につながると思うので、選手たちにはより高いレベル、ワールドカップ基準を持って常に成長してほしいと伝えた。それに加えてチームの団結力、一体感も持ち続けてほしいと伝えた」
―-一番印象に残っている場面は
「最後のクロアチア戦が終わって、選手の思いが(表に)出ていたシーンが思い出される。悔しい顔をする選手、涙する選手。目標を達成できなかったが、悔しさを表してくれた。必ずベスト16の壁を破ってくれるという気持ちにさせてくれた」
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