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男子バレーボールネーションズリーグ2023:龍神NIPPON、メダルをかけてイタリアとの1戦に挑む - Olympics

日本男子代表チーム「龍神NIPPON」が世界に強さを示した国際バレーボール連盟(FIVB)男子バレーボールネーションズリーグ(VNL)も最終日を迎える。ポーランド・グダニスクで行われている決勝ラウンドでは、準決勝2試合が終了した。

日本代表は、世界ランキング1位のポーランド代表と準決勝を戦った。オポジットの西田有志(ゆうじ)が欠場する中、キャプテンの石川祐希、アウトサイドヒッターの髙橋藍(らん)、今年の4月までポーランド1部リーグでプレーしたオポジットの宮浦健人が、それぞれ22得点、16得点、13得点を挙げ活躍した。

すでに予選ラウンドフィリピン大会で対戦しているポーランドだったが、主砲アウトサイドヒッター、ウィルフレド・レオンの強力なスパイクとサーブに翻弄(ほんろう)された日本代表は、第1セットこそもぎ取ったが、第2セットではセットポイントまで攻めたものの逆転されこのセットを落とした。

続く第3、第4セットでは、地元ポーランドの熱気と応援を後ろ盾にして勢いに乗った同国代表に、世界1位の強さを見せつけられた日本代表は連続してセットを落とす。その結果、龍神NIPPONの決勝進出はかなわなかった。

大会最終日7月23日(日)、龍神NIPPONは、世界大会(オリンピック、世界選手権、ワールドカップ、ネーションズリーグ)では1977年ワールドカップ銀メダル以来46年ぶりとなるメダル獲得をかけて3位決定戦でイタリアとの1戦に臨む。

「気持ちを切り替えてがんばりたい」と、髙橋はポーランドとの試合の後、話した。

VNLで初のベスト4入りを果たした龍神NIPPON。今大会に向けて掲げた目標を達成したが、今の日本代表チームにとってそれだけでは満足がいかないだろう。それほど試合を重ねるたびに成長した個々の選手、そしてチーム。龍神NIPPONは今大会を通じて世界を代表する強国のひとつになった。

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龍神NIPPON、3位決定戦でイタリアとの戦い再び

日本代表は、世界ランキング3位(2023年7月22日現在)のイタリア代表と予選ラウンド(7月8日)ですでに1戦を交えている。結果はセットカウント1-3で日本代表が敗北しているが、いずれのセットも接戦を繰り広げた。落とした第1、第2セットでは、日本代表がセットポイントを先に握るなど実力は拮抗していた。

イタリア代表は、予選ラウンドを4位で通過し、決勝ラウンド準々決勝ではアルゼンチン代表を3-0のストレートで下した。準決勝ではアメリカ合衆国代表にストレートで敗れ、日本代表と同様、3位決定戦に回った。

昨年のVNLでは4位だったイタリア代表。今回、それを上回る結果を残す強い意気込みでいることは想像に難しくない。昨年の世界選手権でポーランドを破って優勝している現世界王者のイタリア代表。龍神NIPPONにとって、VNLの決勝ラウンドで戦う以上、避けては通れない強国との大きな1戦になることは間違いない。

イタリア代表のメンバーは、予選ラウンドの日本代表戦の時とほぼ変わっていない。主力メンバーのひとり、アウトサイドヒッターのアレッサンドロ・ミキエレットは日本戦で12得点、準決勝の米国代表戦でチーム最多の9得点を挙げている。

オポジットスパイカーのユリ・ロマノは、日本戦でチーム最多の16得点を挙げており、ブロックとサーブでも得点を稼ぐ今回の1戦でも要注意の選手だ。東京2020の代表メンバー、若手アウトサイドヒッターのダニエレ・ラビアは、日本戦で15得点、米国戦でも8得点挙げており、イタリア代表のポイントゲッターと言えるだろう。

ミドルブロッカー、ジャンルカ・ガラッシは日本戦でブロックポイントを5得点挙げており、米国戦で最多ブロックポイントを挙げたロベルト・ルッソとともに高いイタリアのブロックを固める。このように、どの選手も得点源になりうる底力を持つイタリア代表チーム。その司令塔となるのはリオ2016銀メダルのセッター、キャプテンのシモーネ・ジャネッリだ。

予選ラウンドでのイタリア戦では、特にブロックポイントの差が際立っていた。イタリア代表が13得点を挙げ、日本代表は4得点を挙げたに過ぎなかった。これが勝敗を分けた要因のひとつかもしれず、これに対応できれば日本代表に勝機は見えてくるだろう。そして、これまでのように、「チーム全員で戦うバレー」を着実に遂行できれば、その時、龍神NIPPONはメダルを手にしているに違いない。

「(ポーランドとの)敗戦の後どう戦っていくのかがポイント。メダルがかかっているので、それを絶対にもぎ取るという強い気持ちを持ってもう一度臨みたい」と、キャプテン石川は語気を強めた。

7月23日(日)17時(日本時間23日0時)に始まる龍神NIPPONがメダルをかけたイタリア代表チームとの1戦に注目だ。

男子バレーボールネーションズリーグ2023決勝ラウンド日程

*時間は全て現地時間(日本時間は+7時間)

準決勝

7月22日(土)

17:00~ 日本 vs ポーランド

20:00~ アメリカ合衆国 vs イタリア

決勝・3位決定戦

7月23日(日)

17:00~ 3位決定戦 日本 vs イタリア

20:00~ 決勝 ポーランド vs アメリカ合衆国

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