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バウアー月間MVPで日本初タイトル 5月防御率6.86から改善要因は伊藤光選手 - Full-Countフルカウント

6月は4戦4勝、防御率2.08…初受賞に笑顔で「アリガトウゴザイマス」

 DeNAのトレバー・バウアー投手が11日、「大樹生命月間MVP賞」6月度のセ・リーグ投手部門を初受賞した。“日本初タイトル”に「アリガトウゴザイマス。素晴らしい選手がたくさんいる中、この賞をいただけたことを光栄に思っています」と笑顔で喜びを語った。セの打者部門は巨人・岡本和真内野手、パの投手はオリックス・山崎福也投手、打者はオリックス・頓宮裕真捕手が受賞した。

 6月は4戦4勝、防御率2.08の好成績に「勝ちというのは野手の皆さんの頑張りがないと得られないもの。野手のみなさんに感謝したい」。5月の防御率6.86から劇的に変貌を遂げ、日本野球に適応した。「1番大きな要因としては、捕手の伊藤光選手。彼と共通認識を強く持てたことではないかなと思います」とうなずいた。

 私生活でも、日本を楽しむ様子をYouTubeで配信し話題を呼んでいる。「ここまで素晴らしい経験、時間になっています。熱い声援を送ってもらって、心からウェルカムしてもらっていると感じています。道で会っても声を掛けてもらって、応援してもらっていることを実感できるのでありがたいと思っています」と日本のファンに感謝した。

 シーズンも半分を過ぎ、熾烈な優勝争いの中でフル回転が期待される。2020年のサイ・ヤング賞右腕は「競った戦いが続いていますすので、その中で自分ができる最大限の貢献をしたい。いい選手が揃っているので、自分の仕事をして優勝を勝ち取って、ファンの皆さんと喜び合えるシーズンにしたいと思います」と意気込んだ。

(町田利衣 / Rie Machida)

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