3年前の大リーグのサイ・ヤング賞投手で今シーズンからDeNAに加入したバウアー投手は、オールスターへの出場を熱望し、自身のツイッターなどでも投票をアピールして、両リーグから最後の1人を再びファン投票で選ぶ「プラスワン投票」で選出されました。
バウアー投手は出場が決まったあとオールスターゲームでは、相手のバッターにすべて球種を伝えたうえで、三振をねらうことを宣言していて、平成18年に阪神の藤川球児投手が西武のカブレラ選手と日本ハムの小笠原道大選手に、全球ストレートを予告したうえで連続で空振り三振を奪った、オールスターゲームの名シーンを思い起こさせるような異例の勝負に注目が集まりました。
バウアー投手は、4回から3人目としてマウンドに上がり、先頭のオール・パシフィックの4番、日本ハムの万波中正選手に対し、予告どおり初球からグラブの動きで球種を伝えた上で投げ込みましたが、7球目のスライダーを捉えられ、2試合連続となるソロホームランを打たれました。
それでも、マウンドから万波選手に笑顔で拍手を送る様子も見られました。
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