テニス界に大きな波紋を呼ぶ出来事があった。
ハンガリー・ブダペストで開催中のWTAツアー、ハンガリアンGP(クレーコート)の1回戦、張帥(中国)-アマリッサ・トート(ハンガリー)との試合。第1セットの5-5の15-15の場面で、張の放ったライン際のショットがアウト判定に。主審が一度ライン上のボール跡を確認しにいったが、判定は変わらず。ただ、ボール跡はライン上にかかっているように見え、張は激しく抗議。その後、試合は進んだが、もう一度スーパーバイザーに確認するように訴えた。
すると抗議中にトートがライン際へ行き、ボール跡を踏みつぶして、確認不能に。地元観客からは張にブーイングが浴びせられ、精神的な問題を抱えていることを明かしている張は、発作を起こし、涙を流しながら棄権した。
テニス専門メディアの「The Tennis Letter」は、トートの行為について「最悪のスポーツマンシップ」と断じ、「張はブーイングを浴びて試合から退いた。最悪。ただ酷い」と報じた。また、張が棄権後に主審やトスと握手を交わした一方で、トートがガッツポーズしている姿にも「ボールマークを消して相手が試合からリタイアしたことを祝うことは、テニスにおける最低のスポーツマンシップ」、「トートには制裁が与えられるべき」などの声があがっている。
張帥は試合後、自身のツイッターを更新。「練習での努力はすべて間違っていた。ライン付近に打ちたいのに、ラインに触れてもアウトだった」と呟き、「私の側でサポートしてくれた皆さんを愛してます」とつづった。
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