【欧州・海外サッカーニュース＆移籍情報】パリ・サンジェルマン（リーグ・アン）のキリアン・エンバペは、今夏に新天地を求めるのだろうか。
パリ・サンジェルマン（PSG）のキリアン・エンバペとナセル・アル＝ケライフィ会長が18日に面談する予定だ。『スカイスポーツ』などが伝えた。
2017年の加入以降、PSGで大活躍を続けるエンバペだが、今夏の移籍市場でその去就に揺れる。昨夏に結んだ2024年までの契約が今夏に最終年に突入する中、同選手は6月に現行契約に付帯する1年間の延長オプションを行使しないことを通達するレターをクラブ首脳陣に送っていた。
これは来夏にエンバペがフリーでPSGから退団することを意味しており、今夏に売却しなければ、クラブは移籍金を得られないまま現在世界最高の市場価値を誇る同選手を失うことになる。アル＝ケライフィ会長は先日にクラブはフリーでフランス代表FWを手放す気がないと主張していた。
エンバペ自身は複数回にわたってPSGに今夏の退団を要求することはなく、新シーズンもパルク・デ・プランスでプレーする意思があることを強調していた。一方のクラブは、選手に対して7月31日までに最終的な意思決定を下すよう要求。仮に契約延長の意思がなければ今夏に売却する運びになると予想されている。
なお、エンバペは17日に6月のインターナショナルブレイク後から取っていた休暇を終えてPSGのプレシーズントレーニングに合流。この日はメディカルチェックを行い、翌日からチームメイトとともにフルトレーニングを行う予定だ。
また、PSGは21日にフレンドリーマッチを行った後、日本ツアーに向けて出発する。
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