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サイドからでも結果に結び付けたい前田大然「まだまだチームでもゴールやアシストが少ない」 | ゲキサカ - ゲキサカ

 1-2で敗れたイラク戦から一夜明け、後半29分から途中出場した日本代表FW前田大然(セルティック)があらためて試合を振り返った。

 MF伊東純也に代わって4-1-4-1の左サイドハーフでの出場。「入る前は背後や裏(にスペース)があるかなと思っていたけど、入ったら引かれていて、難しい展開になった」。2点をリードするイラクは5バックにシステムを変更し、スペースも埋めてきていた。

「その中でも味方にはたいて出ていくというのを意識したけど、形にできなくて残念」。後半38分には右サイドを縦に突破したMF南野拓実のクロスに頭で合わせたが、ゴール左へ外れた。「入ったかなと思ったけど、ちょっと(ポイントに)入るのが遅かった」と悔やんだ。

 カタールW杯では1トップで先発し、前線からのハイプレスのスイッチ役になったが、第2次森保ジャパンでは練習から左サイドで起用されることが増えている。所属するセルティックでも左右のウイングでプレーしているが、「まだまだチームでもゴールやアシストが少ないし、そこはまだまだ自分の課題」と受け止めている。

「代表とチームは違うので、難しい部分もあるけど、チームでやっていることを代表でもやればチャンスは出てくるのかなと思う」。日本代表の左サイドではMF三笘薫が依然、一部別調整が続いており、MF中村敬斗のほかは本職ではないMF伊東純也やMF南野拓実がプレーする時間が長くなっている。試合展開にも左右されるとはいえ、前田のスピードが大きな武器になるときが来るはずだ。

(取材・文 西山紘平)


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