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【浦和を語ろう外伝】次の勝利のために、それでも間を向く。浦和の”GKチーム”を経験した鈴木彩艶のメンタリティ - タグマ!

取材・元川悦子

アジアカップで2試合続けてゴールマウスを守りながら、ベトナム戦の失点につながる”ミス”やイラク戦の2失点、そして敗戦によって、厳しい評価にさらされている鈴木彩艶。当然、こうした状況になると浦和で西川周作からポジションを奪えないまま欧州移籍したこと、シュミット・ダニエルや怪我で欠場中の大迫敬介との比較など、色々な声が出てきます。

浦和サイドの擁護も含めて、こういう状況では良く悪くも感情論が飛び交ってしまうこともあるのが日本代表ですが、浦和レッズで西川周作らとしのぎを削り、いざ試合になればGKチームとしてパフォーマンスを共有して次の試合に向けてアップデートしてきた経験を持つザイオンならではの前向きな姿勢で、まだ終わっていない大会で、次の勝利に気持ちを向けています。

精神的に悔しがることは大会が終わればできますが、堂安律なども指摘するように、今下を向いている時間はありません。

ーーイラク戦の試合を振り返って

敗戦という結果だったので。まあ、そうですね。内容どうこうより結果がついてこなかったことが非常に残念です。

ーーイラクに対して?

相手の18番の選手のところを警戒しようとは話してましたけど、そこでやられてしまったなと。逆に前半の最初の時間帯と最後の時間帯という相手が勢いをかけてきたところ、失点しては行けないところで失点してしまったという印象ですね。

ーー開始早々の失点?

フィジカルがあってロングボールに対する強みがある選手なので。そこに対する強さとカバーのところは声をかけながらやってましたけど、結果としてやられてしまったので。自分としては実力不足かなと思います。

ーー最初17番がミドルを打った時にパンチングをしてボールが左に流れた。あのプレーは大事に?

そうですね。距離のあるボールでしたし、自分としてはちょっとブレるようなボールだったので。三人、多分詰めてこようとしてので、確実に弾こうと思って、良いところに弾けたかなと思います。

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